平成14年度 研究紀要 Vol.32 - 000_06/069page

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[分類基準E1-05]

テーマ
−学校評価システムの構築を通して−

要    旨

 学校評価は、学校経営・運営の改善のための一方策であり、「学校における教育の質の向上」を目的としている。
 そこで、本県の学校評価に関する取組みの状況を調査・分析し、学校評価に関する趣旨・目的・内容・方法等具体的試案を提示し、研究協力校及び研究協力員所属校で試行するなど実践的な研究を行った。
 さらに、これらを通して開かれた学校づくりの推進策の在り方を探究した。

 

[分類基準F2-01]

テーマ さまざまな調査を基にして「個に応じた学習指導」を実践するための基礎研究

要    旨

 各学校では,基礎・基本を確実に定着させるとともに,一人一人の個性や能力を最大限に伸ばし,確かな学力の向上を目指して,「少人数学習指導」や「習熟度別学習指導」等に取り組んでいる。このような学校の取り組みを支援するために,「少人数学習指導」や「習熟度別学習指導」の実施状況を調査・分析した。また学力到達度調査の方法や分析の仕方について研究するとともに,その研究を基にして,問題解決能力の育成の在り方についても研究した。

 

[分類基準Z1-02]

テーマ 生きるカを育てる教育の情報化
−主体的に学び考え表現できる児童生徒を
育む教育用コンテンツとその活用−

要    旨

 本県における教育の情報化の実態とネットワークの教育的活用に関する課題を把握するため「福島県の情報教育の実態等に関する調査」を実施した。調査結果を受けて、「生きる力を育てる教育の情報化」と研究テーマを定め、以下の内容で主体的に学び考え表現できる児童生徒を育む教育用コンテンツとその活用の研究に取り組んだ。
 ア 地域コンテンツの開発
 イ 教材レシピの開発
 ウ 新教科「情報」に関する実態調査

 

[分類基準G12-01]

テーマ 一人一人が意欲を持続し,知的な気付きを深める生活科の実践
−視点を明らかにした見取りと支援の
工夫を通して−(小学校生活科)

要    旨

 生活科では単に活動するだけの授業から一人一人の知的な気付きが深まる授業への質的改善が求められている。知的な気付きとは,子供が主体的に活動する中で実感を伴って得られる気付きであり,それは教師のきめ細かな見取りと評価,そして支援の工夫によって深めることができると考える。本研究では,評価規準に連動した「見取りシート」や付箋紙を活用することによって日常的にできる指導と評価の一体化をめざした授業実践を行った。


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