研究紀要第133号「開かれた学校づくりの推進」- 003/069page
B 評価・反省の方法(複数選択)
小学校 中学校 高校ア 評価票で 77.1 89.3 61.1イ 自由記述で 74.5 75.6 52.6ウ 話し合いで 61.2 38.3 50.5エ その他 0.4 0.0 1.1ア,イ,ウともに評価方法としては重要であり,それぞれのよさを組み合わせている。
C 評価・反省結果の検討状況(複数選択)
さらに学校規模別に集計をしてみても学校規模による大きな差異は見られなかった。
小学校 中学校 高校ア 職員会議で 97.8 98.3 95.8イ 委員会で 33.5 36.4 41.1ウ 特に行わない 0.4 0.4 0.0エ その他 3.0 2.1 1.1小・中・高等学校とも大部分の学校において職員会議で評価・反省結果の検討がなされている。さらに,3分の1程度の学校で各委員会等(部会も含む)でも実施し,それぞれの段階で評価・反省が行われていることがうかがえる。
D 評価・反省の公表状況(複数回答)
小学校 中学校 高校ア 児童生徒に 2.4 12.4 2.1イ 保護者に 12.5 16.9 2.1ウ 学校評議員に 1.5 17.4 6.3エ 地区住民に 3.0 1.7 0.0オ 公表していない 72.3 66.9 78.9カ その他 12.2 2.1 13.7小・中・高等学校ともに「オ 公表していない」学校が3分の2以上で,割合が大きい。
E 評価・反省状況の活用状況(一つを選択)
小学校 中学校 高校ア 十分生かされている 14.1 7.4 4.2イ だいたい生かされている 80.8 78.5 80.0ウ あまり生かされていない 5.3 14.0 6.3エ ほとんど生かされていない 0.0 0.0 0.0「ア 十分生かされている」「イ だいたい生かされている」が,小学校で約95%,中・高等学校でも約85%に達している。
F 評価反省の具体的活用状況(自由記述)
小学校 中学校 高校「次の学期・年度の教育計画・活動に生かす」に関すること 75.5 78.6 81.0保護者に「現在の教育活動の修正や学校課題の発見と解決」に関すること 15.1 10.2 14.3「外部への説明と情報収集,家庭・地域との連携」に関すること 1.8 2.7 0.0「教職員の意識改革,資質の向上等」に関すること 6.6 7.0 3.7「児童,生徒主体の活動の推進」に関すること 0.9 1.6 0.0「生徒指導」に関すること 0.0 0.0 1.2複数記入や未記入があったが,その総記述数は,小学校が548,中学校が187,高等学校が84であった表の数字はこれら総記述数に対する割合である。70%以上が「次の学期・年度の教育計画・活動に生かす」に関する内容であった。
「現在の教育活動の修正や学校課題の発見と解決」「教職員の意識改革,資質の向上等」「外部への説明と情報収集,家庭・地域との連携」に関する内容は15%以下であった。