研究紀要第133号「開かれた学校づくりの推進」- 004/069page
G 評価反省実施上の問題点(複数選択)
小学校 中学校 高校ア 適当な評価基準がない 48.9 42.1 34.7イ 評価をするまでもなく課題が明らかである 5.1 4.5 1.1ウ 評価を計画,実施,分析するための組織体制が整っていない 31.7 34.5 30.5エ 評価のための時間がない 20.1 24.8 22.1オ 評価されることへの反感が教職員に多い 2.9 2.5 7.4力 教職員の負担が大きい 7.0 13.6 5.3キ 計画,実践,評価サイクルの意識が浸透していない 31.7 35.1 31.6ク その他 7.0 10.8 5.4「ア 評価基準」「ウ 評価のための組織体制」さらには「キ 教職員の意識」等,評価・反省に関する基本的な事項に関して小・中・高等学校とも30%以上の学校が問題点としてあげている。
H 外部のどの意見を重視するか(複数選択)
小学校 中学校 高校ア 児童生徒 41.2 55.8 44.2イ 保護者 92.7 92.1 91.6ウ 学校評議員 55.1 53.3 86.3エ 地区住民 57.3 49.6 54.7オ 教育委員会 16.5 12.6 12.6小・中・高等学校ともに,「イ 保護者」が90%以上で圧倒的に多い。次に大きな割合を示しているのが,小学校では「工 地域住民」,中学校では「ア 生徒」高等学校では「ウ 学校評議員」となっている。
I 開かれた学校づくりのために評価・反省結果の公表は必要か(一つ選択)
小学校 中学校 高校ア 大いに必要である 12.7 12.8 16.2イ 場合によっては必要である 85.5 84.4 81.8ウ あまり必要ない 1.1 2.3 2.0エ 必要ない 0.7 0.5 0.0「イ 場合によっては必要」が,校種を問わず80%以上と多い。「ア 大いに必要」を合わせると,小・中・高等学校とも95%を超えている。
J 開かれた学校づくりの推進において重視すべきこと(自由記述)
小学校 中学校 高校学校を開く具体的内容・方法に関すること 23.5 15.5 29.5管理職のリーダーシップと教職員の意識改革や資質の向上に関すること 14.1 22.0 21.7学校からの情報発信と地域・家庭からの情報収集に関すること 34.1 46.0 18.9学校・地域・保護者の連携と信頼関係に関すること 35.2 28.5 13.7説明責任と適切な評価に関すること 17.6 3.5 4.2日々の教育活動の充実に関すること 10.6 2.0 0.0学校を開く内容・方法」「管理職のリーダーシップと教職員の意識改革や資質の向上」「情報の発信と収集」「連携と信頼」に関する記述が多く見られた。
K よりよい教育活動の評価・反省実施のための要件(自由記述)
小学校では「学校・家庭・地域の連携と信頼関係」,中学校では「惜報の発信と収集」,高等学校では「学校を開く内容・方法」に関することが最も多かった。
小学校 中学校 高校評価・反省の内容や方法及び結果への対応に関すること 46.9 54.2 47.6管理職のリーダーシップと教職員の意識改革や資質の向上に関すること 23.0 32.7 34.5地域との連携や評価・反省のための体制づくりに関すること 24.1 10.8 11.9外部評価に関すること 6.0 2.3 6.0「最も重要なもの」との質問であったが,複数回答や未記入があった。総記述数は小学校が535,中学校が260,高等学校が84であった。これら総記述数に対する割合である。
小・中・高等学校ともに「内容や方法,結果への対応」に関する記述が最も多く,次いで,小学校で