福島県教育センター所報ふくしま No.13(S48/1973.11) -020/026page
びつけて,機能的に学校経営を行なおうとするものである。
o学校経営組織図
(1) 事務処理
事務処理については,職員会議,各種協教会においての決定事項,外部よりの収受事務を,それぞれの各分野の担当学年団において,企画,立案し,あるいは処理手続きをとるなど協力的に実践・処理し,あるいは他学年団に指示し,協力して処理する。
o教授・学習組織図
(2) 研究推進
研究を推進するにあたっては,次の共通理解をもとにして,協力分担活動をする。
ア,諸計画を学年団教師の協力により作成する
イ,指導計画を学年団教師の協力により作成する
ウ,既成の学級集団を弾力的に再構成する。
エ,教育の場を教室に限定しないで拡充をはかる。
オ,役割分担を教師の特性・特技に応じて決める。
(3) 日課時間割の編成
合併授業の研究教科 音楽,図工,体育3教科の合併授業が可能になるよう学年団の時間割編成を下記のようにする。
o日課時間表
7 研究活動の実際
(1) 合併授業年間計画の作成
研究教科の合併授業取り扱いの単元(題材)と時数を示し,単位学年で実施する単元(題材)との関連が明確になるように年間計画を樹立する。
年間指導計画様式
(例)中学年団音楽科合併授業年間計画
※合併を組む教材と時数を示した後の方に各学年の他の教材の指導計画の関連を示す。(2) 基調案の作成
基調案は合併授業における骨組みをなすものであ