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(1) |
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実態調査のし方 |
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事前調査や観察により,実態をは握した。 |
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ア |
学年に応じた体育面に関する家庭調査をする。 |
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イ |
家庭訪問の際,更にくわしく内容を聞き,児童の実態をは握する。 |
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ウ |
休憩時や業間時の遊び方や行動範囲,交友関係をとらえる。 |
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工 |
前学年までの題材についての技能の実態をとらえる。(体力・体格カード,実技や話し合いで) |
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オ |
既習の程度をとらえる。(話し合いで) |
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(2) |
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原因分析のし方 |
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原因分析は,非常に困難であったが,よりどころとなる文献でじゅう分に研究し,ブロック研究会や職員協議会などに講師を招へいしたりして,分析のための研修をかさねた。 |
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(3) |
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検証仮説の設定のし方 |
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ア |
第一次の学習をする。 |
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(ア) |
できない子を確認する。 |
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体力面,技能面の原因をとらえる。(観察で)
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精神面の原因をとらえる。(話し合いで)
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イ |
個別指導の方法を考える。 |
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(ア) |
技能のポイントと本人の欠点を明確にし,関連づけをする。 |
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(イ) |
学習の順序を決める。(段階指導) |
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(ウ) |
補助・補強運動を考える。 |
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(エ) |
施設・用具を工夫する。 |
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(オ) |
補助のし方を工夫する。 |
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(カ) |
助言のし方,ほめことぱ,はげましのことばを考える。 |
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(キ) |
課題学習の内容を明確にし,どのような方法で行わせるか決める。 |
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(4) |
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個別指導検証カードの形式とまとめ方 |
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ア |
形 式 |
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イ |
まとめ方 |
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(ア) |
できない子の人数分だけのカードを作成する。(4名なら4枚) |
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(イ) |
各学級ごとに指導の成功,失敗を明確に且つ簡潔に文章化し,3クラスがその題材を終了した時に,学年のまとめをする。 |
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(ウ) |
<できない子の指導の工夫と指導上の留意点>の作成 |
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各学級1枚にまとめ,更にそれをまとめて学年1枚にする。
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ブロック研究会の折りには,各学年の指導の工夫について語し合い,効果的な学習ができるようにする。
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題材ごとに,指導上の留意点を作成する。
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(5) |
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段階指導を配慮した,題材の指導計画表の作成 |
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ア |
ねらい |
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器械運動の題材(53種目)について,運動の特性.技能などの面から分析し,段階的に指導できるように,関連図形式の指導計画を作成し,指導の効率を高める。 |
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イ |
方 針 |
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題材目標の具体化,題材のしくみ,関連を明確にし,活用しやすい指導計画を作成する。 |
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ウ |
作成の手順・方法 |
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(ア) |
題材の目標を分析し,1時間ごとの学習のねらいである下位目標を決定する。 |
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(イ) |
下位目標の関連図を作成する。 |
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(ウ) |
下位目標を達成するための学習要素,前提条件を記入する。 |
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(エ) |
前提条件の記入に関しては,体カ面,技能面,精神面を中心に記入する。 |
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(オ) |
本校で作成した「器械運動の到達目標と評価の観点」の資料を根底として作成する。 |
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(カ) |
下位目標,学習要素,'前提条件をそれぞれ構造化する。 |