福島県教育センター所報ふくしま No.39(S53/1978.12) -025/030page
項目 男 女 計 ア 適切である 12人(71%) 7人(47%) 19人(59%) イ 普通である 1人(5%) 5人(33%) 6人(19%) ウ もっと検討する必要がある 4人(20%) 3人(20%) 7人(22%)
質問 3 研究主題をうけて算数,理科を中心にサブテーマを決めて研究をすすめていますが どうお考えですか。
項目 男 女 計 ア よい 8人(47%) 7人(47%) 15人(47%) イ だいたいよい 8人(47%) 3人(20%) 11人(34%) ウ 検討が必要 1人(6%) 5人(33%)6人 (19%) <考 察>
研究主題については,質問2では,78%,質問3では81%と大部分の教師が適当と考えているが20%近い教師が検討が必要と答えている。
自由記述によれば研究主題を決めるときの手続き(話し合い)をもっと持ってほしいという意見が多かった。
[2] 本校の研究組織について
質問 4 本校の研究組織は下記のとおりですが研究をすすめるにあたってあなたはどうお答えですか。
項目 男 女 計 ア 現在のままでよい 7人(41%) 7人(47%) 14人(44%) イ だいたいよい 9人(53%) 5人(33%) 14人(44%) ウ 改善が必要 1人(6%) 3人(20%) 4人(12%) <考 察>
88%の教員がよいと答えている。残りの12%(4人)の意見は特別組織のため教科研究部会の研究時間がなかなか見出せない現実を指摘している。少数意見であるが,教師ひとりひとりが意欲をもって研究にとりくむためには対処すべき問題である。
質問 5 4の組織であなたは希望の研究部に属していますか。
項目 男 女 計 ア 希望どうりである 14人(82%) 12人(80%) 26人(81%) イ 希望どうりでない 3人(18%) 3人(20%) 6人(19%) ウ その他 0人 0人 0人 <考 察>
組織については年度当初個人の希望を聞いて(学年会で調整)組織しているので大部分の教師(81%)は希望どうりであると答えている。希望どうりでないが19%(6人)あるが組織を編成する以上(学年のバランス,男女のバランス等)これはやむを得ないと考えられる。しかし,個人の研究意欲にも関係することなので非常に大切な問題である。
[3] 校内研修のすすめ方について
質問 6 あなたは,本校の校内研究のすすめ方についてどうお考えですか。
項目 男 女 計 ア 現状のままでよい 9人(53%) 5人(33%) 14人(44%) イ 部分的に改めたほうがよい 7人(41%) 9人(67%) 16人(50%) ウ その他 1人(6%) 0人 1人(6%)
質問 7 質問6で(イ)と答えた方で希望があったらご記入ください。
項目 男 女 計 ア 全体協議会をもっと開いてほしい 3人 4人 7人 イ 学年会ブロック会と教科部会ともっと密接な関連をもつ 5人 6人 11人 ウ 学年会ブロック会が多すぎるので減らす 1人 0人 1人 エ 学年会ブロック会が少なすぎるのでふやしてほしい 1人 2人 5人 オ その他 3人 4人 1人 <考察>
半分近い教師が部分的な改善を望んでいる。とくに学年会,ブロック会と教科部会の密接な関連を望んでいる。
なお、その他の意見としては,
・教科部会がリーダーシップをにぎれる研究の方向がほしい。
・学年なり,ブロック会なりで検討する時間的な余裕がほしい。
・授業研究者のみにまかせっぱなしの感じが強い。全員のための研究であるという意欲がほしい。