福島県教育センター所報ふくしま No.39(S53/1978.12) -026/030page

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・推進委員会,各部会の話し合い内容を概要でよいからプリント等で報告してほしい。

などがある。

[4] 校内研修の意識の高まりについて

質問 8 本校の校内研修はもりあがっていると思いますか。


項目
もりあがっている 1人(6%) 1人(7%) 2人(6%)
普通である 14人(82%) 10人(67%) 24人(75%)
低調である 2人(12%) 4人(26%) 6人(19%)

<考 察>

「低調である」と答えた教師の自由記述によれぱ昨年度小教研県指定の発表会がありその中だるみ的なことを指摘している。また,全体会,ブロック会の持ち方と内容に進歩がないことを指摘し,更には新指導要領の研究も早急に開いてほしいとの要望である。

[5] 研究意欲をもりあげるための方法について

質問 9 校内研修をすすめていく上でよりよい研修にもりあげていく手だてとしてあなたは どんな考えをおもちですか。次の項貝のうち二つえらんで○印をけてください。


項目
研究テーマについての共通理解の徹底 8人 6人 14人
研究方法・計画の十分な検討と理解 9人 10人 19人
研修時間の確保 9人 11人 20人
多忙な時間の研修をさける 2人 0人 2人
個人の意欲に対する方策を考慮する 4人 0人 4人
リーダー,指導者の必要 0人 1人 1人
その他 1人 2人 3人

<考 察>

時間不足と研究のねらい,計画手順が不明確なときに研究意欲か阻害されると指摘している。

研修時間については,月(4:00〜4:40),金(3:10〜4:40)と計画されているのだが諸行事,諸会議等で計画どおり実施できなかったことについての反省がでている。計画手順については学年会→推進委員会→全職員という方式をとっているが更に紬心の心配りが必要と考えられる。

[6] 授業研究のすすめ方について

質問 10 あなたは授業研究の事前事後の研究会の持ち方についてどんな考えをおもちですか。


項目 事前研究
これまでどうりでよい 11人(65%) 6人(40%) 17人(53%)
改善すべきである 5人(29%) 9人(60%) 14人(44%)
必要がない 1人(6%) 0人 1人(3%)

項目 事後研究
これまでどうりでよい 9人(53%) 7人(47%) 16人(50%)
改善すべきである 8人(47%) 8人(53%) 16人(50%)
必要がない 0人 0人 0人

<考 察>

事前,事後の研究会のもち方については半分近い教師が改善を望んでいる。とくに下記について改員を望んでいる。

・その授業のテーマについて事前に徹底すること。
・事前研究を個人の負担にすることなく共同で責任を持つこと。
・テーマにせまる事後研究をすること。

[7] 研修に対する個人の意欲について

質問 11 あなたは共同研究にとりくむ態度について自分自身をどう評価していますか。


項目
積極的である 5人(29%) 7人(47%) 12人(38%)
あまり積極的でない 11人(65%) 7人(47%) 18人(56%)
積極的でない 1人(6%) 1人(6%) 2人(6%)

質問 12 あなたは授業研究会のとき気がねなく発言しますか。


項目
発言する 15人(88%) 7人(47%) 22人(69%)
発言しにくい 1人(6%) 5人(33%) 6人(19%)
発言しない 1人(6%) 3人(20%) 4人(12%)


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