福島県教育センター所報ふくしま No.43(S54/1979.10) -031/034page
かく。
- 一番本を読んだ人に賞状をおくる。
- 読んだ本の数が少なくてもいっしょうけんめいがんばった人には「努力賞」をおくる。
- 読書をさかんにするための標語の募集をする。
- 審査は,本部と図書委員会の役員の人がやる。
- 標語で入選した人に賞状をおくる。
○たなばた読書まつりについて(児童集会)
目的 ・読書運動のまとめとしてたなばた読書まつりを開く。
期日 ・7月7日(土)−全校児童参加−
内容
- さきに自分の読んだ本の数だけの星と自分の願いのたんざくをかざる。
- 本部と図書委員会の代表が次のことを行う。
- 図書委員会の人が本を紹介する。
- 感想文をはり,発表してもらう。
- 本の人気ベストテンを発表する。
- ステージをかざる。
- 全学年の歌を決める。
- 各学年のだしものを考えてもらう。
2.児童会活動と体力づくり
委員会の中だけの活動に終わらず,積極的に代表委員会に提案したり,他の委貞会と連けいした活動をくふうしたり,全校児童に働きかける活動を考えていくことが大切である。
〈全校児童集会の事例〉
(1)活動の題材 全校フォークダンス集会
(2)活動の時間 創意を生かす教育活動1時間
(3)指導のねらい
○代表委員会に積極的に提案させながら,保健委員会の活動を全校に理解させる。そのために提案の内容と方法に留意して指導する。
○委員会活動は,各学級や他の委員会とかかわりのあることを具体的に理解させる。そのために各学級に出向く活動や他の委員会に依頼する活動が大切であることに気づかせる。
(4)集会の内容
○実践までの経過
第2回目の全校運動集会である。前回の反省をもとに場所を体育館に移し,またねらいも全校生が一緒に楽しむことのできるものという計画で「ロンドン橋」と「ジュンカ」をおどろうということになった。
この集会をもりあげるために,カセットに吹き込む,ダンスを覚える。ピアノの練習や進行の練習をする。自分たちの仕事を自覚し,協力して運営にあたる。
(5)まとめ
事後の感想文 6年生 S子
みんなリズムに合わせて,心が1つに集まりとてもよい集会になった。
6年生は,ふつうグループの遊びはするが,おもいきった遊びはしない。フォークダンスは疲れるまでおどれた。これからも1年生から6年生までおもいきり遊べる集会を計画してやりたいと思う。
全校運動集会に期待されるものは,児童が自ら発想し,興味と喜びをもって自発的自主的に取り組んでいく姿である。そのために興味や喜びが全校児童ひとりひとりにわきおこるような企画運営が大切である。企画運営実践を通し,いろいろな問題に直面しながら解決し,成功したとき,はじめて満足感と感動が満ちあふれ,またやってみようという意欲がわいてくる。