福島県教育センター所報ふくしま No.45(S55/1980.2) -021/034page
(考 察)
(考 察)
・ 生徒指導が学校経営に位置づけられ、指導組織も確立されているが、もっと話し合いの機会を多くし全職員の共通理解のもとに効果的に運営する。
・ 全教師が教育活動の全領域の中で生徒ひとりひとりを理解し、常に学級担任や生徒指導主任と連けいをとり、協力し合う必要がある。
・ 生徒指導にあたっては、保護者の理解と協力地域住民の協力を得る手だてを考えると共に問題をもつ生徒の親の協力を特に求める。
・ 教師と生徒との人間関係をより深め、ふれあいの場を多くし、生徒への理解と愛情を深める。
4. 教職員
・ 運営繊鐵について、本校は小規模学校であり学級担任、教科担任、校務分掌事務等について必らずしも各教師が希望している状態に組織されない。
・ 本校は小規模学校で教職員数も少ないので教職員の和をはかり、全教師が協力によって学校経営が、やや満足の状態にある。
・ 特に勤務について、白分にきびしい教師であることによって、生徒の学習指導、生徒指導のきびしさを望んでいる。
5. 学校事務
(考 察)
・ 文書については、関係教職員に周知徹底をはかり、関係の各係が保管管理し、年度末に提出することになる。
・ 現金の保管について常に県市教育委員会の通達により満足の状態である。
・ 物品の保管及び管理について、改善の必要があり、整備しつつある。
5、研究のまとめと今後の課題
(1) 研究のまとめ
学校評価において評価基準を設定し実施した結果、教師個々の評価に対する関心が高まり、日常の勤務にも積極的な意欲が見られるようになった。
1. 今回実施した結果と、2月実施する評価結果により、本年度の反省をし、新年度の学校経営への改善方策を全職員でじゅうぶん検討し学校経営の発展をはかりたい。
2. 教頭として、さらにリーダーショップをと教師個々の意欲を高め教育の質の向上をはかり生徒ひとりひとりの向上に努める。6、参考文献
・学校教育の手びき 福島県教育庁義務教育課編
・学校経営の構造と機能 全ダ教育研究所連盟編
・教育学大事典 第一法規
・学校経営に関する研究 (A講座研究報告書)
・学校評価基準 東京都教育委員会