福島県教育センター所報ふくしま No.45(S55/1980.2) -025/034page
目次 (事例集)
(事例の人名はすべて仮名で書かれており、個人のプライバシーは厳守されている)
○事例に見られる不適応行動の分析と要因について・・・・・1
○事例から得られた生徒指導の手だて ・・・・・2分類 I 不適応が比較的軽く、指導可能な領域
1、バレー練習中に発作を起こしたことを気にして、登校を拒んだ生徒をクラブの仲間の協力で救った事例・・・・・3
2、胃腸障害を理由に登校を拒否した生徒を、家庭、医師、そしてホームルームの生徒の協力を得て立ち直らせた事例・・・・・5
3、同じ合唱クラブの友人が毎夜夢に現れ眠れなくなった生徒の指導・・・・・8
4、社会的、情緒的に未成熟で、大学受験期の困難や苦痛を避けて家庭内に逃避した生徒の指導・・・・・9
5、成績が下ったことからか自閉症的行動を示し、家出までしたが周囲の協力で立ち直った事例・・・・・13
6、学習上の挫析と神経症から登校拒否をおこし、転校した生徒の事例・・・・・15
7、神経性胃炎を理由に登校せず、家出同様の行動をした生徒の指導・・・・・18
8、環境への精神的不適応から学習意欲を失い、自己欺まん的な生活への逃避をはかった生徒の指導・・・・・21
分類 II まさに不適応の程度が重く、指導のむずかしい領域
9、一浪して入学し、近所の幼友だちと同級になったことがきっかけで登校拒否した生徒の指導・・・・・25
10、学校は休まず登校するが、一日中頭をかかえて、下ばかり見て過ごした生徒の指導・・・・・26
11、強度の不安神経症的行動を示し、専門医の治療を受けつつ時々登校して倒れる生徒の指導・・・・・28
12、登校拒否なのか登校不能なのか、判断のむずかしい生徒の事例・・・・・3313、両親の強い希望で本校に入学したものの、学力不振で自閉症状を括こし無気力になった生徒の指導・・・・・37
14・気がやさしく凡張面で潔癖な性格の生徒が、担任の努力にもかかわらず強度の神経症により登校を拒否し、退学していった生徒の指導・・・・・39
15、非行(反社会的行動)から自閉症などの非社会的行動に移行した生徒の指導・・42事例のまとめ
ア、事例にみられる不適応行動の分類と要因について