福島県教育センター所報ふくしま No.48(S55/1980.10) -004/034page
(注)表・表,表・裏等は100円硬貨,10円硬貨の順。
目の出かた
表・表 表・裏 裏・表 裏・裏 回数 600 130 147 161 162 0.217 0.245 0.268 0.270 650 145 157 177 171 0.224 0.242 0.272 0.263 700 157 170 192 181 0.224 0.243 0.274 0.259 750 172 181 201 196 0.229 0.241 0.268 0.261 800 180 196 216 208 0.225 0.245 0.270 0.260 850 203 199 228 220 0.239 0.234 0.268 0.259 900 219 212 239 230 0.243 0.236 0.266 0.256 950 230 226 252 242 0.242 0.238 0.265 0.255 1000 242 240 262 256 0.242 0.240 0.262 0.256
上段・・・出た回数 下段・・・相対度数また,グラフで表すと次のようである。
2校の硬貨の表,裏がそれぞれ同様に確からしく 出れば,理論的には4通りのどれがおこるのも同様 に確からしいので,どの確率も1/4 となるはずである が,この実験では0.240〜0.262の値が出た。これは, 2枚の硬貨そのもののつくりに問題があるのか,ま たは,実験の際の条件を整えることに問題があった のか,あるいは,実験回数をもっと多くすればいず れももっと1/4 に近づいたのかはわからないが,とに かく,それぞれの確率が1/4 に近づくことを体験させ ることができる。ただし,1/4 という値は,理想化さ れた状態での確率であることを頭において指導にあ たらなければならないと考える。
集計用紙(2枚の硬貨投げ オオ)No.2
同様にNo.2の様式で,オウ,ウオ,ウウを行う。