福島県教育センター所報ふくしま No.53(S56/1981.10) -011/034page
しろい。
図10 磁石を単振動させて交流をつくる
(3)図11のように装置をつくって,コイルに,磁石を加速しながら通過させて,電磁誘導の様子をオシロスコープで観察する。
・コイルに,磁石が入るときと,出るときでは,誘導電流の向きがどう変わるか。
・磁石の速さのちがいによって(コイルに入るときと出るとき)起電カの大きさがどう変わるか。
図11 磁石を加速しながら落とす
(4)地磁気を利用して発電する様子を観察することもできる。
図12のように,長さ2〜4m程度の電線を縄とびのように空中で振り回して,それに発生する起電力を増幅して,シンクロスコープに送る。
シンクロスコープは,Sweepの速さを0.1Sec程度でfree run。
この実験は,逆に地磁気の存在を発見させる教材として,生徒たちに思考させるとおもしろい。
図12
完 成 品