2. 評価項目
調査6 |
学校経営評価票(試案)の評価項目の設定は、本校の実態からみて客観性と実用性の立場から適当と思いますか。付け加える必要があると思う項目や不必要と思われる項目をあげてください。また改善すべき事項があったら記してください。 |
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1 適当と思う
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2 もっと多くした方がよい
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3 どちらともいえない
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4 適当と思わない
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9 (26%)
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3 (9%)
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4 (12%)
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18 (53%)
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領域名 |
付け加えたいと思う評価項目 |
(%) |
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評価する必要がないと思う評価項目 |
(%) |
教育目標 |
具現化の長期計画 |
3(9) |
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公教育としての目標
指導活動の指標
学習活動の指標 |
5(15)
2(6)
2(6) |
教育課程 |
日程表
補欠授業
ゆとりと充実
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2(6)
4(12)
3(9) |
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指導内容の一貫性
指導時間数の配分 |
1(3)
4(12) |
教科指導 |
中間期末テスト日程と成績評価
教科時間割編成 |
1(3)
1(3) |
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教科書の位置づけ
指導資料の活用準備
個を生かす学習指導
指導方法や指導形態
生徒の自己評価
指導・助言活動 |
5(15)
1(3)
1(3)
2(6)
4(12)
2(6) |
特別活動 |
中体連行事への参加
学校行事外 |
4(12)
1(3) |
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生徒会組織
望ましい集会活動 |
2(6)
3(9) |
生徒指導 |
週番活動 |
1(3) |
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指導組織と体制 |
1(3) |
健康安全 |
清掃指導 |
1(3) |
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学年・学級経営 |
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指導内容の明確化 |
1(3) |
経営組織 |
教職員の希望や意見処理
教職員個人への配慮 |
1(3)
1(3) |
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達成状況確認 |
2(6) |
職員会議 |
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会議の理解と企画
積極的な参加協力 |
1(3)
2(6) |
教職員 |
教職員の人間関係
モラール向上
苦情処理
事故防止 |
1(3)
1(3)
1(3)
2(6) |
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教職の特殊性理解
生徒の人格尊重
生徒・父母の信頼 |
2(6)
1(3)
3(9) |
学校事務 |
校務分担の均衡集金事務 |
1(3)
2(6) |
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地域社会 |
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地域社会の実態把握 |
1(3) |
<考察>
ア. |
評価項目は、評価の客観性を高めるためと実用性の立場から設定したが、「もっと少なくした方がよい」力も3%と過半数どなっている。意見としては「項目数が多く、観点を読むだけでも容易でなく抵抗を感ずる」、「もっと精選し項目数をしぼる必要がある」が多い。 |
イ. |
付け加えないと思う項目は18項目にわたるが、ほとんど他の何らかの関連項目や観点でとりあげた事項である。「観点はもっと具体的に表してほしい」という意見をふまえて文章表現の検討と修正を行うことにより有用性を高めることが必要である。 |
ウ. |
評価する必要がないと思う項目は22項目にわたり、いずれも15%以下である。評価項目は実用性上から数を少なくするよう努めたが更に精選の必要性を示唆している。 |
3. 評価段階
調査7 |
学校経営評価票(試案)の評価段階は評価項目の観点に照らして4段階に評定するようにしましたが、本校の実態から適当と思いますか。また改善すべき事項があったら記してください。 |
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1 適当と思う
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2 どちらともいえない
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3 適当と思わない
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19 (56%)
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9 (26%)
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6 (18%)
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<考察>
ア. |
「適当と思う」力も6%と高率であるが、「適当と思わない」と答えた人の意見は「BとCの間の差が大きすぎる」や「普通、または、どちらともいえないの中間段階を設けた方がよい」をあげているが、試案で中間段階を除いたのは評価にあたって実態の把握が困難で判断に迷った場合に安易にこの段階に判定して評価の効果が低下するのを防ぐためであり評価にあたっては特に全職員の共通理解をはかることが大切であると考える。 |
イ. |
「評価の客観性を高めるために評定尺度がほしい」との意見があったが、客観性を高めるには是非必要なものであり今後とり組まなければならない大きな課題である。 |
5. 今後の間題
(1) 学校経営評価票(試案)の検討・改善
1. 評価項目数については、総合的・客観的な評価ということをふまえながら実用性の観点から煩雑さをさけるために精選された項目にする必要がある。
2. 評価項目の観点が明確にとらえられ判断を客観的にするように文章表現を更に吟味し修正する必要がある。
3. 評定尺度は評価を客観的にするため是非必要なものであり評価段階の問題と合わせて今後十分検討していかなければならない。
(2) 評価結果の処理と活用
中間評価における領域別評価委員会の構成や評価の方法、総括評価の結果を次年度の学校経営計画にどのように生かすか等については今後十分審議検討をし全職員の共通理解をはかっていかなければならない。