福島県教育センター所報ふくしま No.55(S57/1982.2) -030/034page

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低学年の例

<中学年の例>
中学年の例

<高学年の例>
高学年の例

(5) 学年の具体的指導事項の設定
学年の具体的指導事項の設定

(6) 教育目標(具体目標)の評定
この調査は1学期の反省として各学年で実施したものである。
教育目標(具体目標)の評定

<考察>
この調査は、各学年の担任(5〜6名)が学年主任を中心に1学期末に実施した結果である。具体目標および、学年の到達のめやすについて反省し評価(5段階評定)を実施した。
各学年の共通な課題は具体目標の1、生命を尊ぶ子ども。4、進んで学習する子ども。5、正しい見方、考え方のできる子ども。6、工夫する子ども。10、最後までやりぬく子ども。15、みんなのためにつくす子ども・・・などである。
基本目標では、「考える子ども」「奉仕する子ども」の3項目に集約できる。これは、総括目標「深く考え実行する子ども」の中核をなすものであり、2学期以降の最重点目標としてとりあげ各学年、学級において意図的・計画的指導が必要である。

(7) 各自の生活指標の設定と評価
学校の教育目標は、全校児童の一人ひとりが自己をきびしく見つめて、生活指標を設定し、到達点をめざして日々努力を積みあげなければ達成できない。
1. 各個人の生活指標の設定と評価の方法学級における各個人の生活指標の設定については、次の点に留意した。
一人ひとりに、本校の教育目標(総括目標.基本目標、具体目標)および(学年、学級の具体的到達のめやす)を、できるだけわかりやすく説明する。
これをおろそかにすると、各個人の生活指標はあいまいになる。特に低学年においては、生活指標の意義づけや設定の理由について個々の児童にわかりやすくかみくだいて話して聞かせ、到達の可能な内容を選定するよう配慮する。
なお、各個入の生活指標の評価の方法は、自己反省を主とし、毎日帰校前一斉に一定時


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