福島県教育センター所報ふくしま No.60(S58/1983.02) -006/038page

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4.活用例
(1) 同じ構造模型試験片(構ぬき補強構造)に荷重を変えて加えた場合の応力分布を観察する。

 図は,構造模型試験片の縮尺1/2である。

図4−1 2kgf
図4−1 2kgf
図4−2 4kgf
図4−2 4kgf

 しま模様写真(等傾線)からわかることは
1,中央集中荷重を増加するにしたがって,しま模様が密になっていく。
2,一つのしまは,どの部分でも同じ大きさの応力が発生していることを示している。
3,自由端周辺では,しまの数がそのまま発生する応力の比になっている。
4,しま模様の分布状態は,引っ張りひずみや圧縮ひずみの生ずるような曲げモーメントの分布状態と非常によく似ている。
5,発生する応力の大きい部分,あるいは,集中しているところは,荷重をふやしていけば,それらの部分から破壊する。

(2) 異なる構造模型試験片に一定の荷重を加えた場合の応力分布を観察する。
荷重は,6kgfの中央集中荷重である。
図は,構造模型試験片の縮尺1/2である。

図4−3 6kgf
図4−3 6kgf
図4−4 8kgf
図4−4 8kgf
図5 門型骨格構造
図5 門型骨格構造
図6 横ぬき補強構造
図6 横ぬき補強構造
図4−5 10kgf
図4−5 10kgf
図4−6 12kgf
図4−6 12kgf
図7 斜さん補強構造
図7 斜さん補強構造
図8 斜さん補強構造
図8 斜さん補強構造


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