福島県教育センター所報ふくしま No.62(S58/1983.08) -036/038page
20 〃 意欲的に授業に取り組ませるための指導法の研究 楢葉中 21 〃 確かな学力を身につけさせるための指導法の研究−基礎的・基本的事項を確実に身につけさせるための方策− 広野中 22 国 語 生き生きと活動する子どもを育てる指導−言語行動を活発にする指導− (相馬市立)養護 23 保健体育 (文) 一人一人の能力や適性に相応し意欲的に体力づくりに取り組む生徒の育成 尚英中 24 道 徳 (他) 道徳的実践力を高めるための道徳の指導はどうあればよいか 原町第三中 25 特別活動 望ましい集団活動を通して自主性自発性を育てる特別活動の指導はどうあるべきか−生徒全店動を活発にするための学級での望ましい活動− 中村第一中 26 養護教育 (文) 障害者を正しく理解し共に生き,いつくしみあえる生徒を育成するにはどうすればよいか 富岡第二中
編集後記
8月は,葉枯月ともいうように,草木の葉が枯れ落ちるほどの猛暑の節である。ジョギング=コースの,とある家の門辺に見つけた朝顔の花。
種をまくとき掌(てのひら)から落ちこぼれたのであろうか。枯れかかった雑草の中に,紫色の花がひときわ鮮やかに咲いている。かぼそい朝顔のつるは,自然の摂理に逆らわず,雑草にまじって生きてきたよろこびを1輪の花にことよせている。
夏休みも終わり,第二学期が始まる。一鉢運動で家に持ち帰ったあの子の朝顔は,どんなに成長しているだろうか。ちょっと気になる。それにしても,子供たちの夏休みの土産は何んだろうか。休み中のそれぞれの生活体験を,たくましくひやけした笑顔で語ってくれる日が待ち遠しい。(M)