福島県教育センター所報ふくしま No.64(S58/1983.12) -019/042page
- 活動日標による授業の構成
- 10月から活動計画および活動目標,理科指導案の立て方,とらえ方など児童の主体的な問題解決活動を中心とする授業を目指す。
- 全員研究授業の実施を生かして,連続しての研究授業,ねらいが同じであるが導入を変えての研究授業を実施し指導法の研究を深めることができた。
- 4.共同研究の中での日常研究(個人研究)の充実
年1回の研究授業,過1度の研修という「点の研修」から,その間が日常実践・個人研修などでつながっていく,「線の研修」へさらに他の教科や領域へと転移,発展していく「面の研修」へと充実した研修ができる手だてを考える。(3)2次調査の結果と考察
- 調査1. 今,取り組んでいる研究テーマは共同研究テーマだけですか。
- 調査2.研究テーマを意識して授業を進めていますか。
〔考 察〕
共同研究テーマのみでなく,他のテーマも含めてというのが38%と増えており,また研究テーマを意識して授業を進めている割合が,1次より増えている。これは,点の研修から線の研修へと日常の実践・個人の研修の深まりがみられたものと考える。
- 調査3.あなたは,校内研修に対してどんな考えで参加していますか。最も心にとめていることを二つ選んで順位をつけてください。
- ア、研修していく中で,みんなといっしょにもっと向上したい。
- イ、研修していく中で,上司や同僚から正しく認められたい。
- ウ、研修は,きめられた時間内でやればよい。
- エ、研修は,いっもねばり強く続けていこうと