福島県教育センター所報ふくしま No.64(S58/1983.12) -022/042page

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調査1  生活反省会は生徒指導に役立っていると考えますか。 調査1の結果
調査2  生活反省会は現在のままでよいでしょうか。 調査2の結果
調査3  指導上どのような点で役に立ちますか。 調査3の結果
調査4  生徒の生活反省会に参加する態度意欲はどうですか。 調査4の結果
調査5  実践活動に対しての評価は実施していますか。 調査5の結果

<調査結果の考察>

調査1
 生活反省会は生徒指導上,生活指導面で担任にとって役立つというのが多数の考えで,生活反省会は必要である。
 
調査2
 約半数の担任が改善すべき点があると考えている。改善の視点については次のようなことを指摘している。
ア、各部の重点目標の設定が学級内のことだけで設定され それを各種委員会に持ち寄るには,全体目標とずれが生ずるので目標設定は学校全体の立場から設定させたい。
イ、実践活動において,生徒の自主性の育成という考えから生徒まかせの傾向が見られる。もっと教師の指導の場がなければならない。
ウ、リーダーの養成が必要である。
エ、生活反省会の時間が30分では部会,全体会を行うのに時間不足である。
 
調査3
 校則,規則遵守の面では効果はあがっているが,管理的な面にのみ生活反省会が活用されることでは本来的なねらいとずれるきらいが出てくる。学校生活全体において反省し目標を設定して,生徒自らが向上するように生活反省会を役立てるようにしたい。
 
調査4
 生徒自らの問題であるという意識を持たせる必要がある。
 
調査5
 実践活動が充実するように担任の適切な評価の方法と援助・適応指導の確立を図ることが必要である。

(2)改善策による実践

  1. 実践までの手順
    11月5日(金)
    生徒指導部で生活反省会の内容検討,改善策をたて実施することを確認する。
    11月8日(月) 
    朝の職員打合せに提案し職員間の共通理解を図る。
    11月9日(火) 
    生徒会中央委員会を開催,生活反省会のすすめ方について委員と共通理解を図る。
  2. 改善策
    ア、職員,生徒に生活反省会の位置とその役


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