福島県教育センター所報ふくしま No.65(S59/1984.2) -017/042page
イ 委員会の役割 (抜粋)
<常設委員会の例>
<特設委員会の例>
名称 職 務 内 容 校務運営委員会 1、学校運営に関する企画運営に関する審議
2.諸計画,諸行事の調整<プロジェクトチームの例>
進路対策委員会 1.進路指導の計画と審議
2.進路指導の推進
部活動チーム 1.設置部および担当顧問教師原案作成折衝
2.部活動基本計画の作成,検討(3)プロジェクトチーム編成と活動(実践例)
- 前年度の反省と改善点
今年度の教育課程編成のためにもたれた反省会で,学校行事の精選の問題が取り上げられ,統廃合できるものを検討した。
- 反 省
- 行事がこまぎれなので,統合できるものを検討してはどうか。
- 校内音楽祭,校内マラソン大会,自然に親しむなど,午前中または午前の途中から午後にかかる行事のもち方を検討してはどうか。
(以下略)
などの反省がだされた。9〜11月上旬まで7行事を設定しているので,検討を加え,なんらかの改善をはかる必要があった。- 改善点
実際には行事を減らすことはむずかしいので,行事の統合実施を試みることにした。今年は,校内マラソン大会と自然に親しむ会で試行することとし,次の改善点に従って検討することにした。
- それぞれ3時間ずつの行事を統合し1日行事とする。
- 曜日のバランスを配慮する。
- 2行事を統合するので,日程,内容などを検討し調整する。
- プロジェクトチームの必要性
校内マラソン大会と自然に親しむ会は,昨年まで別個に実施してきたので,そのままの統合では実施不可能である。内容・日程などの細部を検討し調整する必要があった。校務分掌の単一係の学校行事係だけで,細部にわたって決定できないので,原案作成の委員会(プロジェクトチーム)を編成した。
校 務 運 営 処 理 表 (B)
- 構成と期間
- 構成メンバー 学校行事係3名,教務主任,体育主任,生徒指導主事の6名とし,教頭の指導をうける。
- 期 間 昭和57年9月10日〜11月12日を一応の期間とし,反省の集約と改善点をまとめた時点で解散する。
- 校務運営の機能化をはかる実践例