福島県教育センター所報ふくしま No.65(S59/1984.2) -031/042page

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(資料3) 進路指導年間計画と進路相談との関連

(資料4)個人指導カード
*記入上の注書
(1)評価
 A 問題なし
 B もう一度確認の要あり。
 C 問題点あり。更に相談・指導を重ね要あり。
(2)所 見
 まとめた項目に対する総合所見,観察などによる記録を簡単に記載。

  1.  進路相談の方法および形態
     生徒の実態・問題の内容,相談の目的などに応じて,定期相談,3者相談,特別相談,随時相談および自主相談の形態をとって行われる。
  2.  相談の場所
     相談活動は,ゆるがせにできない重要な教育活動であるので,極力いろいろな場の活用をすすめ,相談室の整備を図るように配慮している。
  3.  相談の対象
     相談の内容および目的によって,個別相談,グループ相談,保護者相談,3者相談,部外者相談として行われる。
  4.  相談の手続きと担当者
    「進路相談カード」(資料5)を利用しての教師の呼び出し相談と,生徒の申し出による自主相談の形態をとっている。
    進路相談カード(資料5)
     進路相談の担当者は,直接生徒を最もよく知っており,また継続指導のできるHR担任が原則であるが,相談の内容によっては,その援助者・協力者として,進路指導主事や進路指導部の相談係,その他の教師が適当な場合も考えられる。進路相談には,すべての教育活動を通じての多くのチームワークが必要であり,それぞれの立場から連携をはかり,共通理解のうえにたった協力態勢をとるように配慮している。「個人指導力ード」作成のねらいの1つも,より効果的な進路相談のすすめ方にある。従前のHR担任教師のみによる相談形式から脱皮し,「進路相談カード」を作成して,相談の手続きを改善すると


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