福島県教育センター所報ふくしま No.66(S59/1984.6) -006/038page
図1 福島市立小学校の児童数の増減 1.1965〜1970年 2.1975〜1980年 (2)地域教材の作成例 −その2−
- ・基礎データ
- 教育関係職員録(1965.70.75.80年度版)
- ・作成した資料からの読みとり。
- ア 1965年を基準にみると,1980年までの15年間に,市の中心(福島駅東)からみて外(郊外)に位置する学校の児童数が増加に転じていること。(特に増加の割合が大きい◎印の学校に注目)その理由(なぜ,どうして)も考える。
イ 市の中心部に位置する学校の児童数は減少していること。その理由も考える。
- ・対象地域
- 福島市
- ・作成目的
- (1)の資料の読みとりによって生じた二つの疑問についての予想解答を確めるための追求資料とするために,公示地価を基に公示地価等値線図(図2)を作成する。
図2 公示地価等値線図(福島市1983年)
- ・基礎データ
- 毎年4月,新聞紙上などで公表される公示地俄(国土庁発表による)。
- ・作成した資料からの読みとり。
- ア 市の中心部から郊外に向かって,地価が安くなること。(道路,鉄道などと地価との関係はどうか)