福島県教育センター所報ふくしま No.68(S59/1984.10) -024/038page
(2)学級指導
学業相談の申から学級全体の問題となるものをしぼり,学級指導の内容として展開し,学級全体の学業指導の効果をあげるようにする。
(3)生活・学習時間の指導
「家庭学習計画表」を作成し,曜日ごとに計画をたてさせ,継続実践記録させ,個人の反省材料とする。4.研究の段階
月 研究実践の内容 4 研究計画と研究方法の検討 5 実態調査,相談計画案の作成 6 授業研究,研究協議会 7 授業研究,中間報告会 8 研究推進上の問題の解明 9 授業研究,資料の整理 10 研究のまとめ 11 研究報告会 12
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3研究の反省 5.研究組織
6.実践と考察
(1)学業相談の充実
- 研究の視点
ア、教育相談によって,学業生活の改善のための指導・援助をする。
イ、計画的な学業相談の場を設定する。
ウ、学業相談の研修計画の樹立とその運営をする。
エ、諸調査から生徒像を掌握し,個人の指導方針をたて実践する。
オ、個の問題から出発して,学級の問題としてとらえ,学級指導に発展させ,さらに学業相談によって個にかえすという手法をとる。
カ、研究計画部会−拡大委員会−学業相談部会−学年部会−学級担任のルートを通して運営する。
- 個人プロフィールと相談カードの様式
生徒の学業生活上の問題点を浮きぼりにするため,必要な資料は何かという観点から検討した。本校では,年度初めに生徒理解の資料として,知能検査・学力検査・学習適応検査・性格検査を実施している。その中の学習適応検査と性格検査に注目し,学習不適応をおこしている生徒が,どのような検査結果となって表れているかをし細かに分析検討した結果,下記のような項目について調査すれば,個人の学業上の姿を浮きぽりにできるものと考えた。