福島県教育センター所報ふくしま No.83(S62/1987.10) -011/038page

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<教育相談>−紙上学校カウンセラー講座−

教育相談へのいざない(8)

−ロール・プレイングの基礎−

教育相談部   畠腹 桂子  菅井 一良

  今回は、「ロール・プレイングの基礎」についてお話しします。

1.ロール・プレイングとは

 ロール・プレイング(Role Playing 役割演技)とは、一口で言うなら即興で行う劇といえます。

例えば、
お母さんが子供になったつもりで本気になって 例
など、思いつくまま自由に言葉、表情、態度などで表現していく劇のことです。

2.ロール・プレイングを通して期待されることは

期待その1

      <脚本なし>

2.ロール・プレイング終了後
・自分はどう感じたか
・なぜ、「○○」と言ったか
・自分に対して言われたことにどのように反応したか
・自分の言動に対して、相手はなぜ○○のように対応したか
                          など

期待2、3

ロール・プレイングのC.M.

 校則違反とかいじめなどの問題が起きた時、一方的に教師が注意を促すより、ロール・プレイングを通して体験的に理解させる方が非常に効果的です。
 ロール・プレイングを使ってみよう!!
 

 

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