福島県教育センター所報ふくしま No.85(S63/1988.2) -016/038page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

カ. 家庭との連携を図る。

 「学年だより」「学級だより」を出し学校側の考えを保護者に理解してもらい協力し合って指導していけるようにする。

 授業参観や教育相談を活用して「思いやり」について話し合い、理解と連携を深めるようにする。

(3) 第二次調査の結果 (1月)

1. 担任教師に対する意識調査

I あなたは学級の子供をみて、以前より「思いやりの心」が育ってきたと思いますか。

ア.とてもよく育ってきた。 0人
イ.だいぶ育ってきた。 5人
ウ.少しは育ってきた。 0人
エ.前と変わりがない。 0人

II 今までの指導について、次の項目の該当するところに○印をつけてください。

内容 評価
5 4 3 2 1
ア.意図的、計画的に指導してきた。 4人 1 0 0 0
イ.共通理解を図ることができた。 4人 1 0 0 0
ウ.話し合いの場を多く持つことができた。 5人 0 0 0 0
エ.連携を密にし、協力して指導にあたった。 4人 0 0 0 0
オ.方策を工夫して指導にあたった。 3人 2 0 0 0
カ.家庭への啓蒙や連携を密にして指導にあたった。 1人 4 0 0 0

III 教育目標の一つである「思いやりの心」を育てることに重点をおいて目標の達成に努めてきましたが、学級経営等とのかかわりから特にどんな成果がみられましたか。ア.学級の雰囲気がよくなってきた。学習でわからない児童がいると、すぐに教えてやるということが身についてきた。そのため、お互いの協力関係が強くなり、男女の区別なく素直によいことを自然にできるようになってきた。

イ.困っている友達をそのまま見すごしたり、いやみを言ったりすることが少なくなってきた。仲間意識が強くなり、楽しく生活できるようになってきた。

ウ.自分のことだけでなく、相手のことを気遺うことができるようになった。

エ.教え合い、助け合い、励まし合って学習に取り組むようになり、友達ができるようになると、自分のことのように喜んでいた。

2. 児童に対する実態調査

I あなたは、自分に「思いやりの心」が育ってきたと思いますか。

ア.とてもよく育ってきた 39%
イ.だいぶ育ってきた。 44%
ウ.少しは育ってきた。 15%
エ.前と変わりがない。 2%

II 友達が困っているとき、手助けしてやりましたか。

大変良い 良い 普通 悪い 大変悪い
46% 44 9 0 0

III 友達が何か悪いことをしているとき、注意をしてやりましたか。

大変良い 良い 普通 悪い 大変悪い
39% 46 11 4 0

IV 教え合い、助け合い、励まし合って学習をしましたか。

大変良い 良い 普通 悪い 大変悪い
55% 35 7 3 0

V 友達を笑ったり、バカにしたりしませんでしたか。

大変良い 良い 普通 悪い 大変悪い
50% 38 10 2 0

3. 保護者に対するアンケート

I あなたは、自分の子供に以前より「思いやり」が育ってきた、と思いますか。

ア.とてもよく育ってきた 6%
イ.だいぶ育ってきた。 36%
ウ.少しは育ってきた。 41%
エ.前と変わりがない。 17%

II 子供への接し方、考え方などにおいてあなた自身は変わってきたと思いますか。

ア.とてもよく変わってきた 3%
イ.だいぶ変わってきた。 15%
ウ.少しは変わってきた。 54%
エ.前と変わりがない。 28%


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育センターに帰属します。