福島県教育センター所報ふくしま No.85(S63/1988.2) -020/038page
(2) 改善した「週学校運営計画」の形式と研究実践結果
1. 改善の方針前項の意識調査結果および、校長・教頭の指導に基づき、次の改善方針を立てた。
以上の改善方針に基づき、第二学期・第17週より下記の例のように、形式・内容・紙質を工夫・改善した。これによって、「週学校運営計画」をより楽しみやすく、また、活用度を一層高めることができれば、本研究の「見とおし」の達成が可能であると考え研究実践に取り組んだ。(下欄に改善した形式第36週分を記載) 3. 実践・記録内容
- 授業計画欄については、二週間分の計画欄をつくり、計画的に指導できるようにする。
- 教師対象・生徒対象と内容を区分し、生徒連絡にも活用できるようにする。
- 右側の教育情報欄の内容は
を柱にして、意図的・計画的に記載することによって、より質の高い教育実践が行なわれるようにする。
- 教職員としての資量の向上を図る内容
- 本校職員として共通理解・共同実践事項
- 職員間の情報交換
- 各係、各学年からの諸連絡事項、および、校長先生はじめ各先生方から広く原稿を頂き教職員相互の人間関係・コミュニケーションをより一層豊かなものとする。
- 審美性・レイアウトにも十分配慮する。楽しみやすくするために、週ごとに色別のキリン紙などを利用し紙質も工夫する。
次ぺージに記載した内容をまとめてみた。