福島県教育センター所報ふくしま No.90(H01/1989.2) -022/038page

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表1

<考 察>

 1 各個人によって困っていることはさまざまである。全体的に見ると,具体的なことがらより教育研究の方法がよく理解されていないために出てくる問題と考えられる。

(3) 研究課題解決のための方策を考えるようにするためのはたらきかけ

 1 例1 教師に対し事前に通知する

   学年・低・中・高学年部会開催については,各主任の方から開催期日,時間,場所等について知らせるわけであるが,具体的な内容につれてふれることは少ない。研究内容や進め方について資料を提供することは大切であると考え,次のように通知を配布する。

挿絵1

<考 察>

・ 調査・1の結果では,具体的に進めるには学年部会がよいということなので,通知の方も調査結果にそうように具体的にしたつもりであったが,教師の反応はもう少し具体的なことを入れてほしいという要望であった。

 2 例2 共同研究についての相談日の新設

 現在ある共同研究の組織を生かし,活性化をはかる意味からも,本校の共同研究の機関紙を利用することにした。

挿絵2

<考 察>

 ・ 相談日を設けたことについて調査したところ,気軽るに聞けるようになったと答えた教師が60%と多く,普段聞くということを当り前のこととして考えていたことが,教師側からは抵抗のあることであることを教えられた。特に若い教師には,相談日を設けたことが研究課為に取り組むための励みにもなり,研究を深めることにもつながることがわかった。

(4) 各自の研究成果を準備し会に参加するようにするためのはたらきかけ

 1 例1 各部会の出席

   どのような会でも出席させてくれるようはたらきかけてきた結果,11月20日までに下記のように会に出席することができた。

会の名称

出席回数

低学年部会

1

中学年部会

1

高学年部会

1

合科的な指導部会

2

算数部会

2

全体部会

2

1学年部会

1

2学年部会

2

3学年部会

2

4学年部会

3


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