福島県教育センター所報ふくしま No.93(H01/1989.11) -037/038page

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目で見る資料・特色ある学習環境

相馬郡飯館村立飯館中学校

 高原の空,ひかる風……。昭和63年4月,旧草野中,飯樋中の統合により飯舘中学校がスタートし,校歌も共に誕生した。村民十年来の悲願が実り,村の中央部に白い時計塔をもつ斬新な学舎が出現したのである。

 豊かな,暖かい心の持ち主を育むことができるよう,内部は木材を多く用い,柔らかさや暖かさに満ちたゆったりとした特色のある校舎である。外見は整ったが,一人一人の生徒への教育内容の充実をはかるべく地域,親,教師が一体となり努力中である。


〔広大な敷地と当校のシンボル時計塔〕

 広大な校地に屋外ステージやプレーコートの設置と校庭からも見える白い時計塔,植栽など,調和のとれた環境整備に努めている。


〔高冷地に適した屋根付きプール〕

 海抜496Mの高地だが,ビニール屋根のプールは,5月〜10月上旬の長期間にわたって利用できる。

〔集会等に利用される屋外ステージ〕

 屋外ステージは学年集会や生徒のいこいの場として,プレーコートは放課後の部活動などに利用されている。


〔本校自慢の一つ、多目的ホール〕

 265uの多目的ホールは吹き抜けとなっており明るく,床暖房つきで冬でも暖かい。昼休みや放課後は生徒に開放している。


〔木材を多用した内部・展示ホール〕

 展示ホール,廊下や教室の腰板など,木肌の柔らかさを生かした校舎内。ガラスはすべて複層ガラスなので,冬でも快適。



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