福島県教育センター所報ふくしま No.108(H05/1993.8) -035/038page
・関心・能力に応じて主体的に読み取りが進められるように,単元の中でT・Tの授業形態を取り入れ,方法別に教師が援助していく。
3. 検証授業の実際と考察
(1) 題材名
「長屋王木簡の発見」
(2) 本時のねらい
長屋王の公的な活動と私的な生活の様子を読み取り,自分の選んだ方法で要点をまとめる。
(3) 学習過程
(4) 指導の結果
1. 児童に段落を読み取る方法を選択させたことにより,児童の学習意欲が高まり,主体的に読み取る姿が見られた。
(●資料1・2・3)
2. T・Tの授業形態により,教師の援助が効率的に行えた。
3. 文図を書く学習を通して,言葉を大切に扱う児童が増えてきた。また,段落の要約文を書ける児童も増えてきた。
(5) 考察
1. 事前・事後・把持テストの結果