福島県教育センター所報ふくしま No.111(H06/1994.6) -009/038page

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(2) 学習活動を支援する授業の実践

◎一人一人のよさや可能性をのばす授業(6年;理科)

1. 一人一人のよさの把握

ア. SET検査の活用………授業の中で個人の優れている点が生かされるよう配慮する。

I 学 習
1. 課題意識
2. 主体的思考
3. 学習の仕方
4. 自己評価

II 性 格
1. 集中力
2. 計画性
3. 自主性
III 生 活
1. 生活体験
2. 自律生活
3. 自己実現

イ. よさを見つける視点(理科に関して)

1. (理科)学習に対する興味・関心・意欲
2. 自分なりの見方・考え方ができる
3. 失敗してもまたやり直そうとする
4. 論理的な思考ができる
5. 意欲の継続(夢中になった追求)
6. 学習課題を理解しての取り組み
7. 新しいことの発見や創造
8. 素晴らしいことへの感動
9. 新たな疑問の発見
10. 友達との協力や友達の承認
11. 学習のまとめ方の工夫
12. 学習後の満足感と興味・関心
13. 放課後や家庭における自主学習

2. よさを生かすための座席表の活用

日々の授業において,その子のよさのどのような点をどのようにして伸ばしたいかを,教師はあらかじめ授業案の中に位置付けておき児童の反応を見ながら支援していく。また,その時の様子を座席表に記録し評価するとともに,次時の学習に生かすように心がける。

導入段階

<座席表>

座席表

※座席表をあらかじめ三段(導入・展開・終末)に分けておき,記入しやすくしておく。

3. 評価の累積

評価の累積

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