福島県教育センター所報ふくしま No.111(H06/1994.6) -010/038page

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◎一人一人の表現様相を把握し,表現のよさを生かす授業(4年;国語)

1. 表現様相の把握

題 材 技 法
H 子 ○母親を題材にした時が多い。 ○会話を多く取り入れている
S 子 ○空想的な題材が多い。 ○同じ言葉の繰り返しを使う。

2. 「心のアンテナ(五感)」による発見

カードの活用

カードの活用

3. 相互評価カードによる気づきと発見の累積・活用

相互評価カードによる気づきと発見の累積・活用

4. 考察

○心のアンテナによる「発見カード」の活用は,詩の学習のみならず,理科の学習や読解の学習にも効果的である。
○一人一人の表現様相を把握しておくと,教師の発問や参考作品の提示等,支援がしやすくなる。

4 まとめと課題

研究に取り組んでからまだ2年で,まだ深まりのある研究になっていないが,何か方向性のようなものが見えてきた感じである。また,「学習過程の工夫」についても研究は進めてきたが,スべースの関係で掲載することは省略した。今年度は,次の各点に留意しながら,3つの研究の視点についてさらに研究していきたいと考えている。

○学力検査の効果的活用とコンピュータの導入
○新しい学力観に立った学力の定着度と一人一人の変容把握


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