福島県教育センター所報ふくしま No.111(H06/1994.6) -030/038page
5.授業の実際本単元では,自分で体操を選んで挑戦していくことから,体操名を「チャレンジ体操」と名付け,子供達に取り組ませていくことにした。
体操の種類については,子供達の事前の意識調査から次の(ア)から(オ)までの5種類の体操を提示した。
(1) チャレンジ体操の内容
(2) 取り組む姿と学習カード
授業における取り組み方を見ると,男子は自分が気になる(高めたいと願っている)体力を高める体操に一番最初に挑戦していく子が多く,タッチコーンや腕立て伏せに意欲的に取り組んでいた。一方女子は,なわとぴなど比較的楽しく行えるものから順に難しいものに挑戦していく姿が見られた。
6.結果と考察
1. 体操の必要性の自覚について
ほとんどの子供達は,自分の体力の中で高める必要性のある部分をはっきりと自覚している。36名中33名が自己の体力の劣っ