福島県教育センター所報ふくしま No.116(H07/1995.11) -029/042page
資料1 学習の手引き
資料2 ワークシートの書き方の例
資料3 ワークシート
資料4 短冊シート
とを表していると思う。だから「私」は悲しいけれども,少しは喜びはあると思う。
C3 「あんなにいやがっていた戦争が/お前と木琴を焼いてしまった」とあるけど,それまでは「〜だよ」とか「〜ね」と語りかけている言い方だったのに,そこだけは「しまった」となっていて,完璧に言い切っている言い方だから,すごい悲しみというかここで言葉に詰まっちゃうくらい悲しかったんだと思う。
C4 「街が明るくなったんだよ」という明るさは,ただ電灯で明るいというばかりでなく,電灯がついたということは戦争が終わったということで,平和の兆しが見えてきたということだと思う。
C5 「よくこう言ったね/『早く街に赤や青や黄色の電灯がつくといいな」のところで普通だったら,「よく『早く街に〜つく といいな』と言っていたね」というところなのに,反対に言っていて,反対になっているということは,「私」はこのことばが一生忘れられなくてもう心にしみちゃっているから,こう言ったんだと思う。
C6 さっき.A子(C3)さんが「〜だよ」 「〜よ」と言っていないところは言い切っているので,すごい悲しみがあるといった