福島県教育センター所報ふくしま No.117(H08/1996.2) -028/042page
<調査1>環境に関する知識量
<調査2>自然体験量
<調査3>環境保護に配慮した生活体験量 めた。このことから児童生徒の意識が生活の範囲 にとどまり,それ以上に広がっていないことが伺 える。環境教育では,日常生活から地球全体へと 考えを広めていくような指導を,継続してできる ようにしたい。
また小学校5年生と中学校2年生を比較するとすべての項目で中学2年生が小学5年生を上回っている。特に「オゾン層の破壊」では50%以上の差となっている。これは,この問題を理解するには学習の積み重ねによって,かなり専門的な知識が必要とされるためであり,学習の効果が表れたものと思われる。