福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.120(H09/1997.2) -009/042page

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(外部より講師を招いての実技講習)
   カウンセリングの仕方を学ぼう。
(外部より講師を招いての実技講習)
   授業研究をしよう。
(3年社会科の授業研究一地域素材の教材化)
10月一他国の文化との交流を考えよう。
(AETとの授業)
   授業研究をしよう。
(5年算数科の授業研究一TTの進め方とパソコンの有効な利用方法)
(1年国語科の授業研究一場面の様子や気持ちの読み取り)
11月一体育授業をより楽しくする方法を学ぽう。
(教頭による跳び箱とマット運動の実技講習)
   専門家の話を聴こう。
(福大・氏家達夫先生よりの講義「発達の仕組みと教師の関わり」)
12月一授業研究をしよう。
(6年理科の授業研究一児童主体の学び)
(4年算数科の授業研究一見通しをもった課題解決)
   国語授業の活性化について考えよう (同人の質問に答える形での、校長による3回にわたる授業展開等の話)
1月一地域の文化や自然について知ろう。
(全工程にわたるデコ屋敷での張り了制作)

(全工程にわたるデコ屋敷での張り了制作)

2月一研究の成果をまとめよう。
3月一研修の反省を生かして、来年度以降の各自の研修の方向を考えよう。

 研修内容には、校内の教員による講義や実技研修を取り入れたり、この地域でしかできない研修等も考慮したりした。

 教科を中心とした、教師の特性を生かすための研修には、個人ごとのテーマを設定して授業研究を進めていった。授業は、全員で観察ポイントを押さえて研究をした。

4 校内研修の成果と問題点

○ 少人数ということを利点と考え(個々の要望にそえる、小回りがきく)研修内容を決めたり運営の方法を工夫したりしてきた。
 実技を通した研修もかなりあり、毎日の実践にすぐに生かせて、目の前の子供たちのためにもなったと考える。どの同人も、「自分の課題に対しての研修なので、意欲的な取り組みができた」との感想を持つことができた。子供たちをどう変えていくかは、教師自身がどう変わっていくかを自分の「生きがい」を通して考え研修していくことなのだ、ということを改めて感じた。

○ 「本校ならではの研修をしたい」という思いで今年度の研修を言十画した。張り子の干支人形を自分で作ったり、校内の身近な指導者の指導を得たりできたことは、有意義であった。

● 教科を中心とした研究では、やはり一人では深まらないということもあり、同じ思いを持つ教員同士の研究会等に積極的に参加するなど、自ら求めて自己を高めようとする意欲的な活動を促すことも必要である。


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