福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.125(H10/1998.11) -033/042page

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エクササイズ ね ら い
リレーション/思いやり 1 団結くずし(9、10月) 身体的接触を通して友達との心理的距離を縮める。
2 聖徳太子ゲーム(8月) 一人では難しいことをグループの力で成し遂げる。
3 カム・オン(9、10月) 集団が個を、個が集団を支えることを体験する。
4 クリスマスツリー(10月) 仲間での信頼感を高める。
自己肯定/学級適応 5 印象ゲーム(10月) 友達の評価をもとに自己理解を深める。
6 してあげたこと・してもらったこと(11月) 人とのかかわりの中で生きてきた自分に気づく。
7 わたしはわたしよ(11月) 人とは違う自分を主張することで自己理解を深める。
8 いいとこさがし 友達かr受け入れられる喜びを知る。

IV 研究の実際
1 「印象ゲーム」 (10月18日実施)
 (1) 概要
 生活班で、事前に印刷されたお互いの好みを推測するカードに、班全員の好みを推測して記入する。項目内容は、好きな食べ物、好きな教科、好きなスポーツ、将来の夢など8項目。入が終わったら、お互いに当否を確認し合う。
最後にエクササイズを行った感想を話し合う。

「印象ゲーム」風景
 (3) 考察
 ほとんどの児童が生活班の6人についてそれぞれ8項目をすべて推測して記入し、いくつか正解することができた。班員が互いに好みを知ることができたり再確認したりするなど、理解が深まった。エクササイズ実施中はみんな和気あいあいと活動し、時折大きな声を上げて笑い


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