福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.126(H11/1999.2) -023/046page

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すること。
(3) 「イメージ豊かに読み深める」とは………
 書かれている場面、人物を生き生きと思い描くこととし、本単元においては、主人公「ちいちゃん」や家族に対して、場面の様子や会話文を手がかりに、自分なりの意見や感想がもてるということ。

本単元の語句指導表

III 研究の実際と考察

1 検証授業
(1) 研究対象  3学年
(2) 単元名  「ちいちゃんのかげおくり」
(3) 本時のねらい(7/12)
 ひとりぼっちでかげおくりをするちいちゃんの様子や願いを読み取ることができる。
(4)授業の意図
 本時は、今まで活用してきたワークシートでの学習がどのくらい児童に身に付いたかどうかを見る授業である。また、学習活動としては、「〜ふってきました」「重なって」などの語句に着目させ、1の場面との違いに気付かせること、さらには「ふらふらする足をふみしめて」「たった一つのかげぼうし〜」「くっきりと白いかげが四つ」などの表現から、本当はたった一人でもちいちゃんの意識の上では家族4人でいることを押さえ、最後まで家族を思うちいちゃんの心情を読み取らせていきたい。

2 授業の実際と考察
(1) 検証の観点
 1 本時で使用されたワークシートの内容


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