福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.130(H12/2000.7) -037/042page
<光量レベルインジケータに光を当てている児童> 3 まと当てゲーム2のまとにするものの工夫
(1) 光量レベルインジケータ
この教材は、日陰と日向、あるいは同じ日向でも日光のわずかな明るさの変化を光電池で感知し、光量を10個の発光ダイオード(LED)の点灯や電子メロディーの音によって表すことができる装置である。
これによって、薄曇りの日や室内にある光源を用いる実験など、光量がごく少ない条件の下でも、光の明るさの変化を明確にとらえることができる。
(2) フィルムケース温度上昇感知器
本単元には、色の違う紙や光を透過するものに日光を当ててその暖まり方を調べる学習がある。このときの暖まり方の違いを調べるのには、一般的にはアルコール温度計が使用される。
しかし、離れた距離からでは、アルコール温度計による温度の変化は、分かりにくい。