福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.132(H13/2001.2) -032/042page

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福島県立内郷高等学校  白石秀樹教諭 白石秀樹教諭
これからの情報教育は、正しい情報を選択する能力や情報を発 信する能力が大切であるという考えに立ち、数学の授業の改善を 図った研究の報告がありました。特に、関数ソフト(Grapes) を使って数学を視覚化し、数学及びコンピュータに興味を持たせ たり、ホームページ作成ソフトを使ってインターネットやホーム ページ作成に関心を持たせたりした試みは参考になりました。

《分科会の発表》

【第1分科会】
教育経営
新学習指導要領の完全実施を控え、地域の実態を踏まえた特色ある教育課程の 開発・実践が求められている現状や、心の教育の重要性を踏まえての授業実践、 これからの国際理解教育の在り方等、時代の要請に応える教育活動をいかに展開 するかを追究した研究とその成果が発表されました。


福島市立鎌田小学校  伊藤きみ子教諭 伊藤きみ子教諭
教務主任の立場から全ての教職員が新教育課程を正しく理解す るために、校内の研修会の充実を図ったり、たより「こたてタイ ム」を発行したりしたこと、また、自校の特色を出すために、フィー ルドワークの実施、学習マップの作成、人材バンクの作成などを 行い教育課程に効果的に組み入れることができたことなどの研究 の成果を発表されました。

相馬市立中村第二中学校  日下悦子教諭 日下悦子教諭
生徒一人一人が自己の将来の生き方を真剣に考え、問題意識を 持って職場体験学習ができるように、職業に関する資料の整備を 行ったり学級活動における進路指導との関連を深めたり、さらに は、学校行事や生徒会行事との連携を図った支援の工夫をしたこ となどの研究成果の発表がありました。

河東町立河東第三小学校  佐原健一教頭 佐原健一教頭
河東町で取り組んでいる国際理解教育についての発表がありま した。文化理解教育を核として英会話教育とコンピュータ教育の 充実を図り、相互の関連を図りながら各学校が連携して次代を担 う心豊かで国際感覚あふれた児童生徒の育成に努めている実践が 紹介されました。


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