福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.132(H13/2001.2) -035/042page

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福島県立若松商業高等学校  鈴木善久教諭 鈴木善久教諭
コンピュータを情報発信ツールとして利用することで、表現能 力が高まり、課題解決に際して柔軟性・創造性を持って対応する 基盤が育つのではないかとの考えに立ち、会津の観光地をVisual  BasicとHTMLで作成させたところ、学習意欲も向上し協調性・ 確実性のある発表作品となったとの紹介がありました。

福島県教育センター  北村政弘長期研究員 北村政弘長期研究員
学習者が主体的に学ぶ「学ぷソフトウェア」への転換を図るた め、児童の実態や地域に密着した教材を誰もが手軽に作成できる ようなデータベース型ソフトウェアを開発しました。データベー ス並べ替え機能を付加し、出席番号順や正誤判定などの表示や問 題を提示する画面と結果を表示する画面をマルチウィンドウ化す る工夫した小学校算数科のソフトウェアの紹介を行いました。

福島県教育センター  小野崎卓也長期研究員 小野崎卓也長期研究員
学校のコンピュータ室のように数十台のコンピュータが接続さ れるような環境下では、各種サービスサーバに一括処理させるク ライアント・サーバ型がネットワーク全体のパフォーマンス向上 及びセキュリティ上望ましいといえます。そこで、イントラネッ ト内でWebサーバ(ホームページを管理するサーバ)を運用す るために、簡単な操作で掲示板やアンケート等のCGIを動作さ せることのできる環境の構築を行った研究について発表を行いました。

福島県教育センター  小山健幸長期研究員 小山健幸長期研究員
コンピュータの利用形態は、従来のコンピュータを単体で使用 するスタンドアロンからLANやインターネットに代表されるネッ トワークに急速に移り変わりつつあります。そこで、生徒一人一 人についての情報をWebページ上から入力できる「生徒情報シ ステム」や校内で行うアンケートのデータをAccessで集計でき るようなシステムを開発し、その成果を発表しました。

【第4分科会】
教科教育1
児童生徒の主体的な学習活動を促す指導法や、思考力や表現力を高めるための 支援の在り方等について、実践的な研究が発表されました。いずれの発表も新学 習指導要領のキーワード「生きる力」を育成するための授業づくりにつながると ともに、各教科の特性や子供たちの実態を踏まえた魅力あるものでした。


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