福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.134(H13/2001.11)-006/036page

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イ 高学年

子供の活動パターンの研究と定着

2 水源の役割の学習

〈社会科の学習〉

(1) 学習のねらい

社会的事象に進んで関わり合い,体験的な活動を通して,問題解決能力を身に付ける。

(2) 研究の内容

@ 社会的思考力・判断力を深める表現活動のあり方
A 個々の児童に自分の考えを持たせる支援のあり方
B 自己決定ができる場の工夫
C 問題解決的な学習の定着
D 体験的な活動の効果的な活用の仕方
E 他教科・他領域との横断的・総合的な学習の取り入れ方の工夫(国際理解,環境,人権・福祉など)

〈理科の学習>

(1) 学習のねらい

自然の事物や現象に進んで働きかけ,体験的な活動を通して,問題解決能力を身に付ける。

(2) 研究の内容

@ 児童の興味・関心を高めるための自然の事物・事象への関わらせ方
A 見通しを持たせた観察・実験・栽培・飼育のあり方
B 問題解決的な能力の育成
C 科学的な見方や考え方を伸ばす支援のあり方

 

W 各教科等の関連

各教科等の関連

 

X 取り組み事例の実際と考察


1 第6学年スパルタイム移動教室
『街に歴史あり』

(1) 日時平成12年9月13日〜14日

(2) 場所会津若松市周辺

(3) 活動の概略

@ ねらい
原町市について調べたことをもとに,会津の歴史・自然・民俗・遺跡などについて調べ,よりよく問題を解決する資質や能力を育てる。

A 活動の様子
ア 子供たちは,社会科の「わたしたちの町の歴史探検」の学習の発展,スバルタイムの校外学習として,旧武山家住宅(18世紀後半建築の在郷給人住宅の典型的なもの)と野馬追の里原町市立博物館を見学し,自分の調べたいことを決めていった。
イ 自分の調べたいことの中から課題を設定して調査活動を繰り返した。


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