福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.134(H13/2001.11)-011/036page
次のとおりとした。
ア 複数の教科等にかかわる内容
く郷土理解学習活動>
イ どの教科等にもかかわらない内容
(学校行事との関連)<立志学習活動>B 「学習課題の設定方法・選択方法」については,教師が設定した複数の課題の中から選択し学習するようにした。
C 途中で学習課題を変更することも予想されるので,複数の教師を配置し,常にどの教師にも相談できる体制づくりに努めた。
(2) 時数時間の設定と年間指導計画
@ 全学年共通<立志学習>18時間
総合的な学習の時間く立志学習>年間指導計画
A 縦割り集団く郷土理解学習>32時間
総合的な学習の時間く郷土理解学習>年間指導計画
U 授業の実際(平成12年度・13年度)1立志学習の実例
(1) 職業体験・職場体験
従来までは,地域にある幾つかの企業を訪問し教師サイドで企業との連絡調整を行ってきた。
しかし,昨年からは,体験学習の選択幅を拡大するとともに,生徒自らが計画書を作成し,家庭の協力を得て保護者などが勤務している職場に依頼して体験する方法で,共同で取り組んだ。
夏季休業中に全学年対象で実施し,都合のつかない生徒は,地区センターの協力を得て,地域行事とタイアップして実施した。受け入れ先は,32か所である。
<生徒の感想> ・ 建設事務所で伝票整理や領収書の書き方を習ったが,漢字が分からなかったり,間違いをしたのでどんな仕事でも漢字力や計算力が大切なんだなあと思った。(2年男)