福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.134(H13/2001.11)-012/036page

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私は父が勤務する小学校にいき,女の先生にお世話になっていろいろなことを学んだ。自分の将来なりたい職業について学ぶことができることは素晴らしいと思ったし,進路を考える上で参考になった。(3年女)
赤ちゃんが好きでベビーシッターに興味があったので将来のために役立てようと世話をしてみた。やってみて,育てるためにたくさんの知識が必要だと分かった。でも,可愛いかった。 (3年女)
おじさんのトマト栽培を手伝った。トマトはもぎ取るタイミングが大切だそうだ。赤くても青くてもダメ。将来は農業をやってみたいので来年もあったらいってみたい。(1年男)

(2) ぱあちゃんの料理教室

地区センターの食生活改善委員と連携し,高齢者との交流も図りながら地域に伝承されている「郷土料理」づくりを行った。食材・講師はセンターの協力を得た。

包丁さばきを真剣に見つめている様子
包丁さばきを真剣に見つめている様子

<生徒の感想>
   
お平や赤飯など昔からある食文化なので残していきたいと思ったし,長芋を火で焼くのを見てびっくりした。昔の人はすごいと思った。(2年女)
郷土料理を初めて見たし,初めて食べた。すごく美味しかった。他にもどんなものがあるが調べてみたい。ここにいて知らないことがあった。 (3年男)
クルミやヨモギをすったけど,難しかった。おばあちゃんの知恵と技術はすごい。(1年女)・正月やお祝い事でつくる料理と聞いてなるほどと思った。ふと気がつくと油が一切使われてなかったのに疑問をもったし,驚いた。(2年男)

(3) 福祉・健康教室

こぶし苑から講師を招き, ボランティア活動 の意義や疑似体験・手話教室等の体験をした。 2回目は,現場に出向き,ベッドメーキングや車椅子試乗及び介護の援助等の実習をした。

ベッドメーキングの様子
ベッドメーキングの様子

<生徒の感想>
   
ベッドメーキングでは,シーツにシワがあると患者さんが床ずれをおこします。介護福祉士の方に指導を受けながら実習をしました。緊張したけど家でもばあちゃんにやってあげたいです。 (2年女)
どんな人がいるか緊張しましたが,楽しく活動できました。でもさびしそうな人もいたので,声をかけたらにっこり笑ってくれました。難しいけど思いやりってボランティアかな?(3年女)
いろんな道具をつけて,お年寄りの疑似体験をした。見えないし,つかめないし,歩けないし,こんなになってしまうんだと思った。やっぱりお年寄りはたいへんだ。(1年男)

(4) 国際理解教室

保護者参加の下,ALTを活用した「諸外国のクリスマス」について学んだ。クリスマスカードやリースづくり,英語でのQ&A,立食パーティー等の内容で実施した。

クリスマスカードづくりの様子
クリスマスカードづくりの様子


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