福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.134(H13/2001.11)-013/036page

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<生徒・保護者の感想〉
   
日本では年賀状を送り,外国ではクリスマスカードでクリスマスとニューイヤー(新年)が一緒になっていることが分かった。(2年女)

英語でカードにメッセージを書いた。英語の勉強になった。ねんどでリースを作ったり,クッキーを食べたりとても楽しかった。(1年女)
子どもから大人まで幅広く楽しむ国民性があります。ジョアンさんと一緒に,外国での生活の様子を知ることができ,子どもは幸せです。 (保護者)
このような地区に住んでいるから,数多くの体験が子どもに必要なんだなと思いました。これからも続けてください。(保護者)

2 郷土理解学習の実例

(1) アンケート調査から

明和タイム「地域の様子を知ろう」

(2) アンケートの結果

前記の調査項目の中から,生徒たちがどんなことをしたいか,具体的にアンケートをした。

@ 昔話について(8名)
 ○昔話の伝わり方 ○民話の発生とその継承 ○民話を聞きたい・話したい

A 只見川・伊南川の魚の棲息について(9名)
 ○どんな魚が棲息しているか ○釣りの場とそのかかる時間帯 ○魚料理と作り方

B 只見町の自然について(8名)
 ○積雪・降雪調べとその克服 ○山・川とその名前の由来 ○今と昔の生活

C 只見町の歴史・文化について(9名)
 ○文化財について ○食文化について(特産物) ○民芸品について ○方言について

D 福祉(ボランティア活動)について(7名)
 ○一人暮らしのお年寄り宅への訪問  ○高齢化と少子化と過疎 ○子どもとの遊び○介護や看護の仕方や方法

<作業の手順>

●どのように分類するか
ア)生徒一人一人に各グループ内で自分の活動内容を発表させ,考えを明らかにした。
イ)その後,生徒同士で話し合いを持たせ,実践活動が可能な範囲を絞り込ませた。
 ◇生徒自らが課題を選択する内発的な動機づけの場面の設定

●担当教師はどうするか
ア)教師全員が支援可能なグループに所属するようにした。(複数)
イ)外部講師の選定は各グループ担当がするようにした。(事前交渉)
ウ)教科との関連を視野に入れ,教科の特質を生かした配当(担当)をした。
 ◇総合的な学習の時間における調査等のためのマニュアル作成
 ◇調査・研究の協力依頼書の作成


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