福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.134(H13/2001.11)-014/036page
●グループ編成後の活動計画は
ア)調査や現地研修の活動を効果的に実施するために,まとめ取り(水曜日の午後)や時期を集中(報告会及び文化祭)させるようにした。
イ)教師の適切な指導の下,毎時間活動内容・反省を記入できるファイルを活用した。
◇生徒自らが自己選択・決定する場面や調査する主体的な場面の設定
◇生徒自らが問題を解決するための試行錯誤の場面の設定
↓●準備(校内・外)するものは
ア)グループ毎のファイル及び個人ファイル
イ)学校図書室の充実と地区センターの利用
ウ)インターネットの活用
エ)関係機関・団体との渉外
↓●活動の成果(報告書・発表会)は
ア)地域のお世話になった方や保護者を招いて「明和タイム」報告会を開催した。(模造紙,コンピュータ,寸劇など)
イ)開かれた学校づくりを一層進めるために,文化祭などを発表の場として設定した。
◇生徒自らが発表する主体的な場面の設定
◇自らが学習を振り返り評価する場面の設定
(3) グループ編成(活動計画一覧表)
V 成果と課題
1 アンケートの結果から(一部抜粋)
「明和タイム」の調査活動について,「成果があった」が全体で6割を占めた。学年が上がるごとに数値が高くなっている。1年生では,活動の半数が「ふつう」と答えている。
「生きる力」が身についたかどうかについては,7割強の生徒が,「効果があった」と答えている。その他,活動の成果をあげるためにはどうしたらよいかという問いには,「図書などの資料を増やす」「地域の人材をもっと活用する」などの答えが多かった。時数に