画業60年の軌跡 鎌田正蔵(2/5)

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白昼夢
時間: 時間:57秒
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夢と現実が同居しているかのような「白日夢」。怪しげな草むらを見つめていると、鳥や動物たちの姿が浮かび上がってきます。これは、東京美術学校を卒業した年に描かれた作品です。昭和初期、シュールレアリズムという20世紀に誕生した新しい芸術運動が日本に紹介されました。学生時代から鎌田はヨーロッパの新しい美術運動に敏感に反応し、急速にシュールレアリズムに傾倒していきます。具象絵画が主流だった時代に、超現実的な世界を鎌田はどう捉えていたのでしょうか。
第一歩
時間: 時間:52秒
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「自分では別にそんなに難しく考えてなかったですね。ただなんとなく、おもしろい、おもしろいって言うとおかしいですけど、興味があったですね。」鎌田は美術学校に在学中、同級生たちと<貌>という前衛的なグループを結成し、日本のシュールレアリズム運動の歴史にその名を刻みました。メンバーには、いわき市出身の若松光一郎、後に日本の前衛美術界をリードした杉全直などがいました。鎌田はグループ<貌>の活動とともに、画家としての第一歩を踏み出しました。
戦争
時間: 時間:30秒
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しかし、次第に戦争の足音が忍び寄ってきます。東京美術学校を卒業して一年足らずで軍隊に召集。従軍中は絵筆を握ることはありませんでした。終戦後、鎌田は三春町に吹く復員しました。その後、美術教師として小名浜高等女学校、安積高等女学校の教壇に立ちます。

荒れる海
時間: 時間:40秒
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「荒れる海」は、戦後間もなく小名浜女学校に勤め出した頃の貴重な作例です。前衛的な作風は影を潜め、日頃目にしていた海や、近くの製塩工場など写実的な風景がキャンパスに現れています。
現実世界
時間: 時間:23秒
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戦争が終わって鎌田が最初に描きたかったのは、自分を取り巻く現実世界だったのかもしれません。
シュールレアリズム
時間: 時間:1分02秒
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しかし、学生時代に出会ったシュールレアリズムへの思いは、鎌田を再びかつての世界に引き戻しました。まるで、時間を巻き戻したかのように独創的な画面が再び登場します。

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