平福百穂について |
時間:
35秒
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「これはまた簡単さ。これはホントに・・・墨絵ですからね、あの先生。墨絵そっくりの先生。味ですよ。言葉に味がある。色々いろいろこうやんない。『あ、いいなぁ。』、それだけ。」 |
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川合玉堂について |
時間:
1分30秒
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「これは洋服着て来たことない。和服でね。ピャッとこう、袴をはいて、そして髭をこう・・・。実に丹頂鶴みたいな先生だったな。すらぁっとして。そして慌てて走らない。スッ、スッ、スッ、スッと走ってた。あれが印象的ですね。それで、喋るのにもベラベラ喋らない.これはお恥ずかしい話ですがね、『安藤君。これはいいね。しかしね、もっと簡単に描ける方法があるんだよ。』そう言って行っちゃった。これはいい勉強になったんですよ。これは、細かに描くのは序曲だ、これからは一生懸命勉強して、センス・・・心を描くようになりなさいという意味なんだ。年とって初めて分かったんですけど。そういう人でしたね。」 |
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作品「笹」 |
時間:
34秒
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玉堂に『もっと簡単に描け』と言われたのが、この『笹』という作品である。そして『あんず』。この二作品からは、細密な写実表現を得意とした結城素明の影響が色濃く見える。その結城が代表を勤める、大日美術院の第一回展にも入選し、安藤の前途は揚々であるように見えた。 |
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