国蝶・オオムラサキがすむ里山鮫川村(2/4)

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鮫川村に本格的な秋が訪れました。山の緑は赤や黄色に彩られ、夏の暑さ、疲れを癒してくれます。
11月
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11月にはいると、オオムラサキの幼虫は冬を越す準備に入ります。越冬幼虫です。天敵に見つからないように体を周りの葉の色に合わせ、エノキの幹を降り始めます。これから4月までのおよそ6ヶ月間、厳しい冬を越さなければ成りません。この日に向けてたっぷりと栄養を付け、分厚い茶色の服を着て、ゆっくり、ゆっくりと木の根本へと降りていきます。こうして越冬幼虫は幹の下に落ちた枯れ葉の裏にひっそりと姿を隠し、長い冬を迎えます。うっかりすると枯れ葉の模様にしか見えません。ちょっと面白い光景を発見しました。右はオオムラサキ、左は同じタテハチョウ科のゴマダラチョウの越冬幼虫です。そっくりですが、背中の突起の数で見分けることができます。
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時間: 1分15秒
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季節は冬。あんなに緑豊かだった大地も枯れ、村全体も静かに、じっと春を待つ。オオムラサキの幼虫もこの枯れ葉の下で、春を夢見て眠り続けていることでしょう。

1月
時間: 29秒
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4月、鮫川村の春は桜の開花と、雪解けの清流の音色に始まります。このころ、鮫川村の小学校で毎年恒例の行事が行われました。エノキの植樹です。村の至る所にエノキを植え、オオムラサキのすみよい環境をもっともっと作っていこうという運動です。村の子ども達の手で、一本一本植えていきます。この日は10本のエノキを校舎の裏に植えました。
4月
時間: 1分18秒
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町内には、城下町の歴史を物語る、数多くの文化財が残されいます。
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4月下旬、エノキの新芽が出ました。このころ、越冬幼虫も眠りから覚め、幹を登り始めます。幼虫の多くはまだ新芽が出ないうちから木に登り、幹の途中で新芽が出るのを待ちます。目指すは美味しいエノキの葉。ゆっくり、体全体をほぐすように登っていきます。途中、先に登った仲間が降りてきました。どうやら適当な隠れ場所が見つからなかったようです。この日、ニシノ小学校にあるオオムラサキ観察園で、オオムラサキの観察会が開かれました。4?4?4はオオムラサキ。え、どっちー?3だ。3だ、3だ、3。こんなに身近にオオムラサキが居る。このことを少しでも多くの子ども達に知ってもらいたい。村はそう考えます。なめくじがいた!なめくじが!

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鮫川村、福島クリエーティブ(株)の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。