苧引き |
時間:
1分16秒
|
|
4.5MB
|
12.5MB
|
57.7MB
|
次に、繊維を取り出す作業が行われます。熟練を要する作業の一つ、苧引きと言われています。引き板の上で、お引きごと言われる道具を使って、ソヒキ皮と言われる表皮の部分を落とします。生の草からようやく少し青みがかった光沢のある繊維に変身する一瞬です。この光沢をきらと言います。このきらが、からむしを上布と呼ばれるまでにしたのでしょう。一本づつ引き終える度に、傷のあるもの、ないものに分けられ、各竿にかけて乾燥させます。そして、日の光に当てないように保存して秋を待ちます。 |
|
からむし織の里フェア |
時間:
58秒
|
|
3.4MB
|
9.6MB
|
44.1MB
|
また一方で、からむしは世界に出ても引けをとることはありません。今年夏に開かれた、からむし織の里フェアでは、韓国の苧麻生産地である、韓山の人達が訪れ、昭和村のからむしと韓山モシ、二つの苧麻の交流が行われました。これまでにも、今から100年あまり前、明治28年に、昭和村の夫妻が当時のロシアに招かれ、栽培技術の指導を行ったという記録が残されています。 |
|
ふるさと学習 |
時間:
51秒
|
|
3.0MB
|
8.4MB
|
38.8MB
|
昭和村では、からむし織りに関わる人々が、子供たちにからむしを伝える授業を、ふるさと学習という形で行っています。興味深々の表情で見つめる子供たち。こんなところからも、からむしの伝統が引き継がれようとしているのかもしれません。「綺麗だと思う。」「やってみたいと思う?」「うん。」「もっと柔らかいかと思ってたけど、触ってみたら結構硬かった。」 |
|