只見の手仕事「カンゼンブシ」と「フカグツゲンベエ」(3/13)

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木の性質
時間: 1分00秒
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「ところが素人はな、天辺にアテのほうからいれたりミカタのいれたりするからのこぎりが動かなくなってしまうんだ。その木というものは全部アテとミカタがあるからそして雪でこうゆう風に斜めに、雪の降らない国は真っ直ぐに育つけど、雪の降る国はこうゆう風になるんだよ。それでアテとミカタがものすごく敵味方になっているわけそれを一緒に切るから今の場合も切るときもここから切ったのはこっちがミカタでこっちがアテになっているからそれを一緒に切れば木は切れるんだよ。ところが上からこれをやると切れないから木とういものはみんなそうゆう性質をもっている。」
皮採取後の処理
時間: 50秒
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「これなんで木を切ったかというと枯れてしまうんだこのままおくと木がな。木が枯れるからこの根元からこうゆう風に若い木がでるように切るわけよ。だからこれらはしょうがないから途中からこうゆう風にはえているけどな。このシナの木というのはそうゆう一年にこれだけ育つわけだから早く木を切ってもらうと早くこうゆう風に新芽がでてくるわけ、だから雪で途中から折れた場合でも途中から若い目がでてるわけだよ。」
皮の剥ぐ方向
時間: 32秒
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「剥ぐときはどっちからでいいけど、アテのほうは皮が薄すぎてだめこれは紙よりまた薄くなるんだ。だからこのアテのほうはいらないから地に残して切ってしまうわけだよ」

シナのまな板
時間: 24秒
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「そうしてこれでまな板作るとと今度は包丁の刃がつきないんだよ。つきるということは包丁の刃がさけて太くならないんだよ。いつになっても切れるんだよこの木でまな板作ると。」
様々な利用法
時間: 34秒
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「これらになってくると製材してもいい材料はとれないんだ、こうゆう風に曲がっているのは。ある程度太くなって四十センチから五十センチの太さになってくると直径がね。そうすると家具材ほとんどあれだな、いい組み込む穴はけやきの欄間などにこう組み込みにすればあれ障子のこうゆうなった組み込みそれはこのシナの木が一番いいんだよ。」
昔からの材料
時間: 54秒
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「弾力があってそしてシナってくらいだからその曲げてもなんでもな、ポチっと折れないわけそうゆうあれに昔は使ったんだし今は欄間なんぞはほとんどけやきとかそうあれ使っているな。昔はこれでやってそして日光の東照宮あたりにいってよくとこうやってみてみると塗ったのからわからないだけであの細工したのは全部シナの木で、ほとんどシナの木だから、だから軽いんだ木そのものは。けやきといってもたくさんけやきだけあるわけではないし、細工するのにけやきだと骨折ってひどいんだ。刃物がだめになり細かいとこになるとかけてしまいます。」

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