奥会津只見の昔話 ざっと昔あったど(4/30)

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つんつんからり(8)
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「俺はじつは屁をしたんだよ。屁をしてお金もらえるのなら俺もやってみるよ。ヨクノスケ爺さんは川原のほうに行ってとこぼっこのようなものをたくさんとってきて、家に持ってきてグツグツグツ煮て食べました。お腹の中はグツグツグツなっていました。殿様が隣の村からまた、したにあろう、したにあろうと戻ってきました。ヨクノスケ爺さんが高い所にいるので殿様が、さっきのじじと違うが今度は何者だ。」
つんつんからり(9)
時間: 44秒
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「はい、私も日本一の屁こきじじでございます。今日は屁こきじじが多いな、それではやってみせろ。そしてお爺さんはしりを殿様のほうに向けて、腹の中に力をいれました。そうしたら屁の粉が辺りに散りばめられ殿様のほうにも粉がきました。殿様がとても臭がりとても驚きました。このじじを捕まえて牢屋にいれてしまえ、牢屋にいれるのはかわいそうだからみんなでたたいてしまえ。」
つんつんからり(10)
時間: 30秒
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「そしてあっちたたかれたりこっちたたかれたりして血だらけになり殿様は帰っていきました。ヨクノスケのお婆さんは、お爺さん今日はたくさん褒美もらってくるからと古いものぼろになったもの全て捨ててしまった。下着の一つもなく待っていました。」

つんつんからり(11)
時間: 36秒
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「お爺さんは血だらけで帰ってきてるので着物が赤くみえました。お爺さん赤い着物着てるからたくさん褒美もらってきただろうと思ったが、お爺さんは血だらけだから大騒ぎしました。そして血を洗って、着物がないからどうしようと困ってしまいました。いっちょ栄えた」
サバ売り彦四郎(1)
時間: 34秒
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「ざっと昔あったど、越後のほうからサバ売り彦四郎というものが毎年サバを売りにきました。今年もサバを売りに、かごにたくさんのサバをいれて背負ってきました。原っぱの寂しいところを通りかかった。やだな、オニババでるって聞いたけどでないといいけどな早く村につきたいと思い歩いていました。」
サバ売り彦四郎(2)
時間: 39秒
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「遠くから、サバ売り彦四郎サバ一枚くれとオニババがおいかけてきました。聞いてはいたがやっぱりオニババがでたよ。背中からサバ一枚とって、ほらサバ食べろと投げてやった。そして一生懸命逃げていったらオニババはサバをムシャムシャ食べてしまってまたおいかけてきて、サバ売り彦四郎サバをもう一枚くれ」

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